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化繊orダウン?封筒型orマミー型?車中泊におすすめの寝袋(シュラフ)4選!

2017年08月23日2018年04月14日

車中泊におすすめの寝袋

マットと共に寝袋(シュラフ)は車中泊の快適度を左右するグッズの一つです。
平らなベッドが作成できれば、布団を敷いてしまい、自宅と同じような環境を作ってしまうのもおすすめですが、空間が限られる車中泊では寝袋の方が融通が利く場合も多いです。

ただ、登山やトレッキングとは異なり、パッキングサイズや重量に制約が少ないため、快適性を重視して寝袋を選択する方が快適な車中泊の旅となると思います。

完璧な寝袋というものはありませんが、気温やサイズや形状、中材の種類などでいくつか分類でき、その中でも車中泊に向いている寝袋をいくつかご紹介いたします。

車中泊に適するのはマミー型?封筒型?

封筒型寝袋:モンベル ファミリーバッグ
封筒型寝袋:モンベル ファミリーバッグ
マミー型寝袋:モンベル バロウバッグ
マミー型寝袋:モンベル バロウバッグ

寝袋の形状は大きく別けてマミー型と封筒型(ふとん型)の2種類あります。
「寝袋」と聞いてマミー型をイメージされる方も多いかと思います。マミー型のマミーはミイラを意味するmummyが語源で、ミイラのような体の形状に沿った形をした寝袋です。一方、封筒型は長方形のシンプルな形状の寝袋です。
基本的に車中泊には封筒型の寝袋が適しています。
両方のタイプの特徴と共に、封筒型が適している理由をご紹介いたします。

近年、マミー型・封筒型の他にも人型の寝袋も販売されていますが、あまり一般的とは言えず(メーカーも少ない)、汎用性も低いためあえて選択する必要はありません。

マミー型の特徴

体の形状に合わせた寝袋の為、保温性が高いといえます。また、封筒型にコンパクトに収納できる点も優れ、登山やトレッキングなどではマミー型が利用されます。難点は足元の空間が狭いため、慣れないと寝づらい点があげられます。
また、収納袋が小さいことが多く、特に購入初期は「これ入るのか」という気持ちになるほど、きつきつの袋に入れる作業も憂鬱です。
伸縮性を高め足元の窮屈さを改善した商品(モンベルのスーパースパイラルストレッチ・システムなど)も販売されていますが、それでもはやり封筒型に比べれば寝づらいのは実情です。

封筒型の特徴

布団と同じ形をしていますので、自宅の布団と同じような状態で眠ることができ、負担が少ない寝袋です。同一の封筒型寝袋の多くは、開いた状態で連結可能なものが多いのも特徴です。ご家族で1つの布団のように広い幅で睡眠をとることができます。
その形状のため、収納サイズが非常に大きくなる傾向があり、また、保温性はマミー型に比べて低いといえます。
ただ、車中泊では重量や収納サイズ、高い保温性能はそれほど重視されませんので、快適さと値段で封筒型を選んだ方が失敗は少ないと思います。

中綿・生地選びのポイント

寝袋は表地と裏地で中綿を挟んで縫い付けたものです。
表地・裏地、中綿ともにいくつか種類があります。

中綿

化繊(化学繊維)とダウンの2種類があります。
化繊は、洗濯が可能、安価、収納サイズが大きい、重いといった特徴があります。
ダウンは洗濯が不可(専用の洗剤などが必要)、高価、収納サイズが小さい、軽い、カビが生えやすいといった特徴があります。

車中泊を目的とするならば、メンテナンスの容易さや価格から化繊を選ばれると良いです。

生地(表地・裏地)

多くの寝袋の表地はナイロン・ポリエステルなどの化繊です。ただ、裏地(肌が触れる側)はナイロンの他にコットン(綿)の寝袋もあります。
裏地については、コットンの方が寝やすいという方もいますし、化繊の方がさらっとしていていいという方もいて、一概には言えません。
ただ、裏地の化繊はシャカシャカと音がするのが気になる場合もあります。
コットン、化繊の選択は実際にアウトドア用品店などで確認し、好みの生地を中心にして選ばれることをおすすめします。
個人的には、コットンの方が布団に近い肌触りで寝やすいかなと思います。特にお子さんは、化繊の裏地は慣れないと寝にくいという場合もあると思います。

快適温度と限界温度

寝袋には「使用温度目安」「最低使用温度」「使用可能温度」「快適温度」などの表記があります。
温度は1つだけ表記の場合もありますし、モンベルのように2つ(リミット温度/コンフォート温度)という表記がある場合があります。
基本的には表示されている最低温度は「死なないレベル」と判断したほうが良いです。最悪熱帯夜でも、車中泊では睡眠が浅かったり、外気を取り入れたり、散歩したりすればいいですが、寒さはどうにもなりません。
使用可能温度などの表記は鵜呑みにせずに、+5度以上の余裕をみたり、別に毛布や上掛け、湯たんぽを用意するなど万全の準備を怠らないようにしましょう。

ミニバン車中泊に適した寝袋

キャンピングカーの就寝設備の規格は1人あたり50cm×180cm以上、テントでは55cm×180cm以上がJIS規格サイズとなります。
実際に寝てみるとわかるのですが、幅が50cm~55cmは成人ではかなりきついですし、寝返りも苦労するレベルの狭さです。また、180cmも成人男性だと足りない場合もあります。理想としては幅が65cm以上、長さが190cm以上がそこそこ快適に眠れる1人分のサイズです。

一般的な5ナンバーミニバン(ノア・セレナ・ステップワゴンなど)は、2列目3列目をフルフラットにして、おおよそ幅140cm、長さは190cm程度が限界のサイズかと思います。

最近は、上記のような後部座席のサイズに合わせた封筒型の寝袋が市販されるようになっています。比較的手ごろ(あまり高くない)、サポートが期待できるメーカー、中綿が化繊のおすすめの寝袋を紹介いたします。

コールマン フリースフットアドベンチャースリーピングバック/C5

コールマンの封筒型寝袋です。最低使用可能温度が5℃、表地・裏地ともにポリエステルで裏地の足元にフリースが縫い付けてあり温かい。サイズも150cm×190cmとミニバンぴったしのサイズ感です。
分割して2つの寝袋にもなります。お値段も6,000円~8,000円程度とお手頃なのもいいですね。

ロゴス ミニバンぴったり丸洗い寝袋チェッカー・2

ロゴスの封筒型寝袋です。最低使用可能温度が2℃、表地・裏地ともにモイスポリ(化繊)。サイズは142cm×190cmとミニバンぴったしのサイズ感です。
大きな特徴は、付属の袋に分割して入れるとクッションになることです。使わないときは後部座席にクッションとしておいておけるのがGood!
裏地のチェックが女性に人気。最近はロゴスは以前に比べるとおしゃれ路線ですね。

キャプテンスタッグ フォルノ 800 ダークネイビー

キャプテンスタッグの封筒型寝袋です。最低使用可能温度が12℃と完全に夏用です。表地・裏地・中綿ともにポリエステル。サイズは75×185cmで、2つ連結すれば150cm×185cmの大きな寝袋になります。
1,000円ほどで購入できる安価な寝袋で、夏しか使わないのであればこれでもOKかと思います。

ロゴス コットンシュラフ・2(ピンストライプ)

表地・裏地がコットン(綿)の寝袋。布団のようにやわらかく肌ざわりのやさしいコットンがコンセプト。最低使用可能温度が2℃。サイズは75×185cmで、2つ連結すれば75cm×190cmの平均的なサイズ感です。
寒い時期の仕様も考えられる方や、お子さんのいるご家庭におすすめです。

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