【静岡市】トロッとした泉質が秀逸!秘湯気分が味わえる口坂本温泉
カテゴリ:日帰り温泉
登録日:2017年6月28日|最終更新日:2018月10月02日
静岡市は道の駅が少なく、車中泊のスポットが限られています。
ただ、城下町として歴史ある街ですので、観光スポットとしても中々楽しめます。
新東名高速ができたことにより、新静岡インターチェンジを利用することで静岡市の北部エリアのアクセスが非常によくなりました。
静岡市北部は「オクシズ(奥静岡?)」と呼ばれ、最近は観光地化を市を主体として進めているようですね。
車中泊者にとって楽しみの一つである日帰り温泉ですが、静岡市北部には主に3箇所あります。
ちなみにすべて市営の日帰り温泉施設です。
梅ヶ島温泉黄金の湯
ホームページ:http://www.koganenoyu.com/
南アルプス赤石温泉 白樺荘
ホームページ:http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html
口坂本温泉
ホームページ:http://kuchisakamoto.jp/
新静岡インターチェンジから行く場合には、南アルプス赤石温泉 白樺荘は距離がありすぎるので、お勧めしません。
梅ヶ島温泉は風情のある温泉宿もある観光地です。道路もかなり整備されており、比較的大きなキャンピングカーでも問題ないかなと思います。
ただ、なんというか、「ひなびた」「ローカルな」「地味な」温泉がお好きでしたら、口坂本温泉をお勧めします!
口坂本温泉へアクセス
東名静岡インターからも行けますが、静岡インターは静岡市の南側にあるので、距離がかなりあります。その点、新東名の新静岡インターは静岡市北部への入り口にありますので、新静岡インターからの利用がおすすめ。
時間は新静岡インターから車でおよそ30分から40分ほどです。
ただ、現地に着く手前10kmほどは、かなり道幅も狭く、ワインディングの続く道を上っていきますので、大型のキャンピングカーはあきらめた方がいいと思います。
近隣の車中泊スポット
静岡市北部には道の駅はありません。なので、来た道を戻って新東名のサービスエリア・パーキングエリアを利用するか、口坂本温泉からさらに北に抜けて「井川」から、南西に下って大井川沿いの道の駅を利用するのが良いと思います。
井川から南下すると、北から「道の駅 奥大井音戯の郷」「道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘」「道の駅 川根温泉」があります。
もし、時間に余裕がある場合は、道の駅 川根温泉に車中泊をして、翌朝温泉に入って出発というルートもいいですね。
施設
入浴料は大人300円と、非常に安価です。
施設は、休憩室、トイレ、浴室(内風呂/露天)と非常にシンプルな構成です。受付脇の棚に多少の食品(カップラーメン)やお菓子を販売していますが、温泉施設内に食堂の施設はありません。
私はサウナを利用しないので気になりませんが、サウナーの方には物足りないかもですね。
周辺に食堂の施設は1つだけあります。温泉駐車場の入り口付近に「木の子」という地元のお母さんが開いている食堂があります。
カレーや麺類などシンプルなものですが、とても美味しく、良心的な価格設定(500円~600円ほど)でおすすめです!
ただ、土日のみ営業なので、平日に行かれる場合は、食事を済ませてから行くか、途中のスーパー・コンビニなどで調達してから行きましょう。
泉質
源泉は36℃程度なので、加温したお湯ですが、とろみのある泉質が秀逸です!
温度もややぬるめの設定で、長湯にぴったりの温泉です。
熱いお湯が苦手な子供たちも気持ちよさそうに入浴しておりました。
まとめ
アクセスもお世辞にも良いともいえず、施設も昭和の香りを残し、新しくもなく、温泉以外に名物があるわけでもないのですが、なんとも落ち着く温泉です。
泉質の良さ、料金の安さ、独特の風情に魅力を感じられたら一度伺ってみるといいかもしれません。
町中の商業化されたスーパー銭湯には絶対にない独特のゆったりとした時間を楽しめます!
口坂本温泉の基本情報
住所 | 静岡県静岡市葵区口坂本652 |
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電話番号 | 054-297-2155 |
ホームページ | http://kuchisakamoto.jp/ |
料金 | 大人(12歳以上)300円 小人(3~11歳)100円 乳幼児(3歳未満)無料 |
営業時間 | 9:30~16:30(最終受付16:00) |
定休日 | 毎週水曜(祝日の場合は翌平日) 年末年始(12/29~1/2) |